コーヒー豆|ケニア カラトゥAB -Washed- 中深煎り

ベリーやカシスを思わせる風味にコクのある甘み
”ケニアフレーバー”と称されるほど印象的で力強い風味のコーヒーを産出するスペシャルティコーヒーの世界において重要な生産国ケニアから新しいコーヒーが届きました。当商品はカラトゥファクトリーで生産されたウォッシュト精製のコーヒーです。今回はABという等級を選びました。
ケニアのほぼ中央には5,199mもの標高を誇るケニア山がそびえ立ち、高品質なコーヒーの多くはケニア山の山麓で生まれることが多いのですが、カラトゥファクトリーは主要な生産地域からやや離れたティカ県に位置しています。しかしカラトゥファクトリー周辺の生育環境が素晴らしいためか、赤紫色の果実(ベリー系)のフレーバーはしっかりと備えつつ、ジューシーな甘さも感じられ、ケニアらしさを存分に味合わせてくれる特徴をもったコーヒーに仕上がっています。ぜひ”ケニアフレーバー”を体験してみてください。

カラトゥはケニアの首都ナイロビから北に進んだ場所にあるティカ県のファクトリー(精製工場)です。歴史あるファクトリーで、設立から60年以上経過しています。

Gitwe農協に所属する農家が収穫したコーヒーをファクトリーに持ち寄って収入を得ます。熟度の高いコーヒーチェリーは高値で買い取ってもらえるため、収穫後はこのようにハンドソーティングして未熟のチェリーを取り除いていきます。集められたコーヒーはカラトゥファクトリーで精製されていきます。

精製工程が進み、生豆の外側についている殻に覆われた状態(パーチメントコーヒー)になったコーヒーは棚に移動し、適切な水分値になるまで乾燥させます。乾燥ムラができないように撹拌している様子です。商品名についているABはスクリーンサイズの等級を表しています。AAが一番大きいサイズでやや小粒の豆が含まれるのがABです。
生産者情報
管理:Gitwe農協
地域:中央州ティカ県Gatundu地区Ndarugu
標高:1,883m
品種:SL28、SL34、Ruiru11
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト